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遂に見えてきたYahoo!ショッピングの「勝ち筋」

ヤフーの2016年第3四半期(10月から12月期)の決算が発表になりました。(2017年2月3日発表)

売上高は2,213億円で前年同期+12.7%、営業利益は517億円で前年同期+20%と順調に成長しています。

四半期で109億円もの販売促進投資を行い、それでありながら増収増益を続けているというのは非常にすごいことだと思います。

今日は複数あるヤフーのビジネスの中でもショッピング事業に焦点を当ててみたいと思います。

ショッピング事業は取扱高が1,407億円と過去最高となりました。この取扱高はヤフーが2013年に「eコマース革命」を発表して以来ずっと右肩上がりで増え続けています。

「eコマース革命」で出店料と売上ロイヤルティ(システム利用料)を無料にしたわけですが、出店者側にはこれらを無料化し、さらにユーザーへのポイント還元を通じて出店者とユーザーの両方を大量にかき集めるという作戦は今のところうまくいってそうに見えます。

ただ、このショッピング事業はどのようにして売上を上げているのでしょうか?そして本当に売上がきちんと上がって利益も伸びるようになるんでしょうか?

今日はそのショッピング事業の「勝ち筋」がはっきりと見えてきたという話を書きたいと思います。


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・ショッピング事業の「勝ち筋」のヒントはこのスライドにあり...
・復習: ECビジネスにおける●●(KPI)
・遂に●●を越え始めたYahoo!ショッピングの●●(KPI)
・●●とショッピング事業の相性

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