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【コロナ禍絶好調・Twitter】2023年に売上を倍増させるためにはアレを増やす必要あり?

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私のYouTubeチャンネルでは、決算読み解き実況中継をしています。おかげさまでYouTubeの方も多くの方にご覧いただいているのですが、特に忙しいビジネスパーソンの方たちから「YouTube動画の内容を知りたいが、動画を見る時間が無い」というお声を多数いただいています。

この記事では、上の動画の内容をスクリーンショット付きで文字起こししてあります。動画を見る時間はないけれど、内容を短時間でおさらいしたいという方に最適です。

ツイッター 2020年度第4四半期決算の印象は?

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ーー(伊佐山真里)皆さん、こんにちは。今回は、ツイッターの2020年第4四半期(10-12月)の決算書を読んでいきたいと思います。シバタさん、よろしくお願いします。

(シバタナオキ)ツイッターの決算はすごく楽しみです。どんな決算なのかを見ていきましょう。

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ーー2020年第4四半期決算の結果から見ていきます。Total Revenue(売上)は前年同期比で+28%と大きく伸びています。

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ユーザー数も+27%と好調な締めくくりで、コロナによる打撃を乗り越えた印象を受けました。シバタさんの今回の印象はいかがでしたか?

広告業界は、コロナの影響でユーザー数は増えるものの広告売上は減るか横ばいというパターンがよくありましたが、今回はユーザー数も大きく伸びて広告売上も上がり、ツイッターにとっては絶好調だったと思います。

1つ前の図にある通り、売上が$1.289B(約1,289億円)まで増えています。下のGAAPのオペレーティングマージンは利益率が+20%まで伸びている点が一番印象的でした。

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ーーマージンが大きく改善した理由はどこにあるのでしょうか。

改善した理由は、単純にコストはあまり増えずに売上が上がったからだと思います。


2020年のコロナはツイッターにとってプラスだった?

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ーー1年を通して見てみると、2020年はコロナで広告の売上が第2四半期(20年4-6月)、第3四半期(20年7-9月)と打撃を受け、苦しい時期が続いた年でもありましたが、最終的に売上は前年同期比+7%で終わっています。2020年のコロナは、結果的にツイッターにとってはプラスだったと考えてよいでしょうか。

そうですね。ユーザー数が大きく伸びたことと、第4四半期は広告が前年の第4四半期と比べてこれだけ伸びているので、ユーザーも増えて、その分きちんとマネタイズもついてきたということで、プラスだったのではないでしょうか。

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ーー今回、広告全体で+31%の伸びで絶好調という印象でした。

そうですね。ツイッターはもともと広告とデータ販売しかなくて、広告のほうが伸びているのは間違いありません。その中でもアプリのプロモーション広告、アプリのインストール広告がグローバルで前年同期比50%以上伸びています。つまり、MAP(モバイルアプリケーションプロモーション)の広告売上が非常に伸びたことが一番のポイントです。


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