Q. クラウドカメラSaaSセーフィーが新規上場、ARRが前年比2.7倍の45億円と急成長している3つの理由とは?
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Q. クラウドカメラSaaSセーフィーが新規上場、ARRが前年比2.7倍の45億円と急成長している3つの理由とは?

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この記事はカネコシンジさんとの共同制作です。

クラウドカメラSaaSのセーフィーが東京証券取引所マザーズに上場を承認され、2021年9月29日に新規上場予定です。

セーフィーは、ソニー系列で画像処理技術に特化したベンチャー出身の3名によって2014年に設立されました。

事業内容は、監視カメラの映像の保存や分析を行うクラウドサービスです。具体的には、顧客がセーフィーの監視カメラを店舗などに設置することで、撮影した映像をセーフィーのクラウド上に保存・分析され、遠隔地からの活用が可能となります。

ちなみに、代表である佐渡島隆平さんは、編集者として「ドラゴン桜」や「宇宙兄弟」を手掛けられた、佐渡島庸平さんの従兄弟です。

佐渡島庸平さんには、「決算が読めるようになるノート」が原案のビジネスマンガ、「スタートアップル」の編集も担当していただきました。

今回はセーフィーの有価証券届出書から、特に「ARR(年間経常収益)」の急成長に着目して解説していきます。


セーフィーのサービス内容

では有価証券届出書から、重要な点をピックアップして紹介していきます。まずは、セーフィーの具体的なサービス内容について見てみましょう。

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セーフィーは飲食店、小売店、建設現場などに対して、クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie(セーフィー)」を提供します。

顧客はまずセーフィー専用の監視カメラを購入し、店舗や建設現場などに設置します。そうすることで、録画した映像がネットワークを通じてセーフィーのサーバーに送信され、分析されます。顧客は、保存されたデータをもとに、防犯や顧客分析、遠隔操作などに活用することができます。


映像プラットフォームが求められる社会環境

続いて、セーフィーを取り巻く外部環境についての説明を見てみましょう。

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コロナ禍の影響で移動を制限されたことや、遠隔監視などによる作業の見える化へのニーズ、現場オペレーションのDX化などの需要が拡大しており、それらに応えたのがセーフィーのサービスです。

また、5Gを始めとした安定かつ高速なネットワークが広く普及しつつあるため、大容量の録画データを高画質のまま安価に送信できるようになったことも、普及の背景として挙げられるでしょう。


セーフィーのビジネスモデル

続いてビジネスモデルについて見てみましょう。

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セーフィーの収益のポイントは大きく二つあります。一つは監視カメラの販売で、スポット型の収益です。二つ目は監視カメラ映像の月額利用料やオプションサービス提供で、リカーリング型(継続型)の収益です。

では、具体的にいくらで販売しているのでしょうか?

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セーフィーの料金プランは初期費用としてカメラ1台21,780円〜、月額料金はカメラ1台あたり1,320円〜です。月額利用料は、録画プラン(映像の保存日数)に応じて変わり、1年分の映像を保存する場合は月額7,700円になります。


多数の大手企業とパートナー展開

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また、セーフィーの注目すべき点として、多くの大手企業とのパートナーシップがあります。特に主要なパートナーについては、単なる取引関係だけでなく株主でもあるため、強い関係性を築いていると思われます。

特にここ数年は、パートナーへ積極的なOEM展開をしています。

2017年11月 キヤノンマーケティングジャパンへOEM提供開始
2017年12月 KDDIまとめてオフィスへOEM提供開始
2018年10月 NTT東日本へOEM提供開始
2019年03月 USENへOEM提供開始
2019年06月 セコムへOEM提供開始
2020年07月 NTTコミュニケーションズへOEM提供開始

実際、2020年度の全売上における販売パートナーの割合は60%と、比重が大きいことがわかります。


セーフィーのARR

では、実際セーフィーはSaaSモデルで年間どれぐらい売り上げているのでしょうか。過去からのARR(年間経常収支)の推移を見ていきます。

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セーフィーのARRは非常に力強く伸びています。

ARRの推移
・2019年12月末 11.95億円
・2020年12月末 32.85億円(YoY+175%)
・2021年6月末 45.49億円

課金カメラ台数の推移
・2019年12月末 4.2万台
・2020年12月末 10.1万台(YoY+140%)
・2021年6月末 12.9万台

注目すべき点として、2020年12月末において課金カメラ台数がYoY+140%の成長に対して、ARRの成長は+175%になっています。

ARRが課金カメラ台数以上に伸びているということから、カメラの台数の伸びだけではなく1台あたりの月額利用料金(録画プラン)のアップセルができていることが読み取れます。

・ARR = MRR × 12ヶ月
・MRR = 課金カメラ台数 × 月額利用料金(1台あたり)

ここまでセーフィーの事業内容や主要なKPIについて見てきました。

大手企業とのパートナーシップを上手く活用しながら、急激な売上成長をしていることがわかります。

記事の後半では、急激に成長しているセーフィーのARRに着目して、その成長要因について深堀りしていきます。

この記事は、SaaSの詳細な分析に関心のある方、セーフィーへの投資を検討されている方に最適な内容になっています。


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・Q. クラウドカメラSaaSセーフィーが新規上場、ARRが前年比2.7倍の45億円と急成長している3つの理由とは?の答え
・要因1:サービスの●●の拡大
・要因2:●●への提供拡大による●●向上
・要因3:●●によるアップセル
・まとめ

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