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Q. 弁護士ドットコムの売上で、個人課金・弁護士課金の割合は?

Q. 弁護士ドットコムの売上で、個人課金・弁護士課金の割合は?

A. 個人課金: 弁護士課金 = 1:3の割合

今日の記事では、弁護士ドットコムを取り上げてみたいと思います。

これまで気づかなかったのですが、弁護士ドットコムは、個人課金ビジネスとして非常にユニークな特徴を持っています。今日はその辺りを詳しく見ていきたいと思います。

弁護士ドットコム 2019年3月期決算説明資料

初めに2019年3月期の決算ですが、売上は31億円、YoY+35.1%と大きく成長しています。

営業利益は5.1億円で、前年同期とほぼ同じですが、これはおそらくクラウドサインに大きく投資をしているためだと考えられます。

月間のサイト訪問者数は1,452万人と、こちらも綺麗に右肩上がりで増えていることが分かります。

こちらが売上の内訳になりますが、全体として綺麗な右肩上がりで傾きが大きくなっていることが分かると思います。

冒頭で書いた通り、個人向けの有料会員サービスからの売上が四半期あたり1.5億円、弁護士への課金売上が4.7億円となっており、比率としては約1:3となっています。

後半で詳しく述べたいと思いますが、弁護士ドットコムがユニークなのは、ユーザーと弁護士をマッチングするサービスでありながら、両側に課金をしているという点です。

通常、弁護士ドットコムのようなコミュニティサイトの場合、広告売上と課金売上のハイブリッドであっても、広告売上が大きくなっている場合が多いのですが、弁護士ドットコムの場合は広告売上だけでなく、ユーザー側にもしっかり課金をしているのがとても強く印象に残っています。

この記事では、ユーザー向けビジネスの部分と弁護士課金ビジネスの部分の、ユニットエコノミクスを掘り下げてみたいと思います。

この記事は課金ビジネスを展開されている方コミュニティサービスを提供されている方弁護士などプロ向けのサービスを提供されている方に役立つ内容になっています。


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・弁護士ドットコムのユーザー向けビジネス
・ユーザー向けビジネスの有料ユーザー数の割合
・ユーザー向けビジネスのARPMAU(月間訪問者あたりの売上)
・弁護士課金ビジネス
・弁護士課金ビジネスの有料ユーザー数の割合
・弁護士課金ビジネスのARPRU (登録弁護士あたりの売上)
・まとめ

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