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AbemaTVとNetflixの1ユーザーあたりの視聴時間を比較してみる


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サイバーエージェントの2018年1月から3月期の決算が発表になりましたので、今回もAbemaTVを中心に振り返ってみたいと思います。


売上・利益

決算全体としては、絶好調の一言に尽きると思います。

四半期の売上はYoY+17.4%の1,095億円、営業利益はAbemaTVへの投資を除くと164億円となっています。

それぞれの事業を見てみると、メディア事業の売上はYoY+17.7%と順調に売上を伸ばしています。広告事業は売上の成長スピード(YoY+16.9%)よりも営業利益の成長スピード(YoY+23.3%)が速くなっています。

また、ここのところフラットに近かったゲーム事業が新規タイトルのヒットにより前年同期比で二桁成長に回復するなど、改めてサイバーエージェントの底力を感じさせる決算になっています。


AbemaTVの成長トレンド

AbemaTVの成長トレンドを見てみましょう。

アプリのダウンロード数は開局から2年の間に綺麗な右肩上がりを続け、2,900万ダウンロードまで積み上がっています。

月間アクティブユーザー数(MAU)や週間アクティブユーザー数(WAU)は、山を作りながら着実に右肩上がりで成長してしています。

今回から新たにAbemaTVの月毎の総視聴時間の推移が開示されています。2018年3月の1ヶ月間では5,072万時間も視聴されています。

今日の記事ではこれらのデータからAbemaTVの1ユーザーあたりの視聴時間を計算し、それをNetflixの1ユーザーあたりの視聴時間と比較してみたいと思います。

以前の記事で、「AbemaTVはどちらかと言うとスマホで視聴する人が多い一方で、Netflixはテレビで視聴する人が多い」というデータもありましたが、果たして1ユーザーあたりの視聴時間を比べると、どのような結果になるのでしょうか?

この記事はメディアビジネスを担当されている方、動画ビジネスを担当されている方、ユーザーのエンゲージメントに関するKPIを改善したい方に役立つ内容になっています。


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・AbemaTVの1ユーザーあたりの視聴時間
・Netflixの1ユーザーあたりの視聴時間
・AbemaTVとNetflixの1ユーザーあたりの視聴時間の比較

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